ファーストコンタクト
エイモス・チュツオーラ著の「やし酒飲み」という小説です。
高校生の頃、公立図書館で偶然見つけたのがきっかけでした。
作品タイトルもそうですが、聞いたことない著者名だな、とか、なんだこれ、
かつて読んだことのない
早速読み始めて、内容もさることながら、
現実には起こりえない物語が展開します。童話といえばいいでしょうか。
主人公の設定はもとより、不思議な出来事がどんどん身に降りかかります。ハラハラドキドキではありませんが、なんだろうこれは?的な。
内容は、当時の私には、単純に荒唐無稽な物語にしか感じられず、
読むたび自問自答してしまう
近年、再読しましたが、
私はこの作品を読んで、何か勉強になったとか、得るものがあったとか、特にありません。
ありませんが、色々考えざるを得ません。
なぜ著者はこの物語を作ったのか。
とめどなくあふれる不思議な(奇妙で不気味で時に恐ろしい)状況は何なのか何を意味するのか。読者は何のためにこの物語を読む必要があるのか(個人の感想です)。
私の想像力が遠く及ばないので、なんで、どうして、と自問自答してしまいます。
よろしければどうぞお手に取ってみてください。
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